年貢から金納へ2025/12/26

 今年も残りわずかとなりました。
 年齢を重ねると月日が経つのが本当に早いわ・・・😅

 年の瀬になると段々と近づく確定申告が気になり始める時期。
 という事で今年最後の更新は税金のお話を。

 江戸時代の年貢から地租改正で金納へと大きく変化した明治初期の日本。

 ヨーロッパ諸国が、市民革命で国の在り方が大きく変化してきたのとは違って、日本は明治維新でのトップダウンのような形で国の在り方が劇的に変化した為、税金に関しても江戸時代のようにお上に納めるという感覚が以前強いのかも❓と思う今日この頃。

 本来は、年貢と違って納めて終わりではないはずの税金。

 明治初期の大蔵省で草案され、しかしながら太政官正院の指示で公にならなかった人民告論書には、とてもわかり易く何の為に税金を納めるかが書いてあります。

 ・政府は、人民一統の好む所にしたがいて好む所の目的を達しせしむる為に設けたる役所

 ・その目的とは、盗賊、戦争の憂いなく、外国人の侮りを受ける事なく、強きものも弱きものを凌がず、富たるものも貧しきものを虐ぐことない安穏無事に生業を営む。

 ・この為に人民皆が出し合うこの割合を名付けて租税という。


 この人民告論書の文言、今からでも小学校の教科書に載せて欲しい位😅

 当時の大蔵省の方達は、イギリスやアメリカの影響から先進的考えの方が多かったようです。

 納税は、国民の義務であると同時に何に使われているか、何に使って欲しいかをしっかりと監視したり意見をいう権利もあるはず。
 物価高が続く昨今、納めた税金の使われ方にもっと関心を持っていきたいですね💪

 それでは、少し早いですが穏やかな良いお年をお迎えください🍀