アロマのおはなし ②(子供の夜中の咳) ― 2009/05/06

アロマテラピーを楽しむ時、通常、精油を希釈して楽しみます。(これは、そのままでは肌などへの刺激が強いからです。)
その希釈する材料の事を「基材」と呼んでいます。基材は主にローションを作ったりする際の無水エタノール、トリートメントの際のオイルがよく知られていますが、食材でおなじみのハチミツも、実は基材として使われています。
お風呂に精油と混ぜて入れると化粧水のようなお風呂が楽しめるのでおすすめ♪
今日は、基材として用いられるハチミツの効用についてのお話です。
子供の夜中の咳はとても心配になりますよね。私も娘が小さかった頃は、心配で目が冴えてしまった事が何度もあります。
以下、私が愛読しているアロママガジンからの抜粋です。小さいお子さんを持つお母さん達の参考になるのではと思いご紹介します。
米国から、子供の夜間の咳とそれによる睡眠障害に対し、ハチミツが効果があるという報告がありました。
研究したのはペンシルバニア州立大学、対象になったのは夜間の咳でクリニックを訪れた子供たちです。
上気道感染症で夜間の症状が7日以下続いており、両親が同意した2歳から18歳の子供105人が試験に入りました。
子供たちは無作為に3つの群に分けられ、それぞれ袋を渡されて帰りました。
そして最初の夜は、子供たちはそれまで通り(特別の治療を受けることなく)夜を過ごしました。
翌日両親は子供の咳の回数、強さ、よく眠れたか、自分たちはよく眠れたかなどについて判定し記録しました。
2日目の夜、子供たちは床に就く30分前に、袋に入っていたものを
摂りました。袋には容器があり、その中に(1)ハチミツ、(2)区別できないようにハチミツの味をつけた市販の咳シロップ剤、または(3)空の容器(無治療)、のどれかが入っていました。
そして翌日、両親は前日と同様に咳や睡眠について判定しました。
その結果、両親の判定によれば、子供の症状(夜間の咳、睡眠)は3群すべてで改善する傾向を見せました。
どの調査項目でも ハチミツ>市販薬>無治療 の順に改善が見られました。
ハチミツは無治療より有意に症状(咳の回数、総合スコア)を改善しました。
市販薬と無治療の間に統計的な有意差はありませんでした。
ハチミツと市販薬の間にも有意差はありませんでした。
1群30数例の試験なので、有意差の検出力は限られています。
この効果について研究者は、ハチミツ中には抗酸化成分が含まれ、またハチミツには抗菌作用がある。さらにハチミツの粘性が気道粘膜を保護したのだろう、と推測しています。
ハチミツは何千年もの昔から風邪や咳に服用されてきました。
今回の報告はその伝統的な用途の正しさを裏付けるものです。
なるべく、子供には強い薬を飲ませたくないけれど、夜中の咳は辛そうで心配という場合、一歳を過ぎているお子さんでしたら、ハチミツは試してみる価値はあるのでは?と私は思います。副作用のないものでケア出来るのが一番良いですよね。
その希釈する材料の事を「基材」と呼んでいます。基材は主にローションを作ったりする際の無水エタノール、トリートメントの際のオイルがよく知られていますが、食材でおなじみのハチミツも、実は基材として使われています。
お風呂に精油と混ぜて入れると化粧水のようなお風呂が楽しめるのでおすすめ♪
今日は、基材として用いられるハチミツの効用についてのお話です。
子供の夜中の咳はとても心配になりますよね。私も娘が小さかった頃は、心配で目が冴えてしまった事が何度もあります。
以下、私が愛読しているアロママガジンからの抜粋です。小さいお子さんを持つお母さん達の参考になるのではと思いご紹介します。
米国から、子供の夜間の咳とそれによる睡眠障害に対し、ハチミツが効果があるという報告がありました。
研究したのはペンシルバニア州立大学、対象になったのは夜間の咳でクリニックを訪れた子供たちです。
上気道感染症で夜間の症状が7日以下続いており、両親が同意した2歳から18歳の子供105人が試験に入りました。
子供たちは無作為に3つの群に分けられ、それぞれ袋を渡されて帰りました。
そして最初の夜は、子供たちはそれまで通り(特別の治療を受けることなく)夜を過ごしました。
翌日両親は子供の咳の回数、強さ、よく眠れたか、自分たちはよく眠れたかなどについて判定し記録しました。
2日目の夜、子供たちは床に就く30分前に、袋に入っていたものを
摂りました。袋には容器があり、その中に(1)ハチミツ、(2)区別できないようにハチミツの味をつけた市販の咳シロップ剤、または(3)空の容器(無治療)、のどれかが入っていました。
そして翌日、両親は前日と同様に咳や睡眠について判定しました。
その結果、両親の判定によれば、子供の症状(夜間の咳、睡眠)は3群すべてで改善する傾向を見せました。
どの調査項目でも ハチミツ>市販薬>無治療 の順に改善が見られました。
ハチミツは無治療より有意に症状(咳の回数、総合スコア)を改善しました。
市販薬と無治療の間に統計的な有意差はありませんでした。
ハチミツと市販薬の間にも有意差はありませんでした。
1群30数例の試験なので、有意差の検出力は限られています。
この効果について研究者は、ハチミツ中には抗酸化成分が含まれ、またハチミツには抗菌作用がある。さらにハチミツの粘性が気道粘膜を保護したのだろう、と推測しています。
ハチミツは何千年もの昔から風邪や咳に服用されてきました。
今回の報告はその伝統的な用途の正しさを裏付けるものです。
なるべく、子供には強い薬を飲ませたくないけれど、夜中の咳は辛そうで心配という場合、一歳を過ぎているお子さんでしたら、ハチミツは試してみる価値はあるのでは?と私は思います。副作用のないものでケア出来るのが一番良いですよね。