映画 『私は貝になりたい』2008/11/30

 あっという間に11月最終日。今月はなんだかバタバタしていて、ブログネタはあっても更新できず・・・。来月は真面目に更新しま~す。

 今月最後はやはり大好きな映画でしめたいと思います。(笑)
 11月の後半の3連休の最後の日、主人に娘を預けてSMAPの中居君ファンの友人と二人中居君の主演する『私は貝になりたい』を観てきました。

 戦争の映画なので、観た後はやはり辛い気持ちになってしまいましたが、あらためて今の私達の穏やかな生活は、沢山の人達の犠牲の上に成り立っているのだなあと・・・。

 中居の演技は、今までで一番良かった!司会だけでなく、役者でもしっかりやっていける人なのですね。
 
 私が娘に対して、強い意志のもとに今までしていない事。
 それは、娘に対して手を上げない事です。なぜかというと、武力や暴力で物事は絶対に解決しないという事をわかって欲しいから。

 最近の親は子供を叩かないから、問題児が増えたなどという極端な意見も新聞に載る時代。また、そんなの甘やかしすぎ~という批判も聞こえてきそえですが、私は娘に周りの人だけでなく、きちんと社会全体を考えられる聡明な女性になって欲しいという願いがあります。
 もちろん、私は出来た人間ではありません。言う事を聞かない方が圧倒的に多いので、何度、思いっきり叩きたくなった事か・・。(苦笑)
 
 小さな娘に言葉で言い聞かせるのは本当に骨がおれ、その分お説教も長くなり、こんな事なら2~3回お尻叩いて終わりの方が、かえって教育上良いのかも?と悩んだ時期もあります。

 子育てで子供に言ってはいけない言葉に、
 ☆失敗しても怒らない
 ☆何度言ったらわかるの!はNG
 ☆「なぜ」、「どうして」はNG
 ☆叱っても意味のないこと、叱っても仕方ないことは叱らない

 と本にありましたが、恥ずかしながら私は全部言った事あります・・・。
 いつも、もう少し冷静に物事の良し悪しを教えられたらと思うのですが、私自身、まだまだ修行が足りません。(大反省)

 娘には、戦争や武力衝突の事など説明してもピンと来ないので、
「お母さんは、あなたにお友達に暴力をふるうような女の子になって欲しくないから、あなたの事はたぶん一生叩かない。」と言ってあります。

 何々したから叩かれても仕方ない・・・、体罰も仕方ないという論理と、何々だから、武力行使はやむをえないという論理が事の重大さに雲泥の差はあっても、なんだか私の中では重なってしまうのです。
 100回話し合って駄目だから、‘戦争’ではなく、それなら101回目の話し合いを持たなければいけないのだと私は思います。

 戦争に至るまでの最初の一歩は、私達、一人ひとりの心の有様が出発点なのかも・・・。

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