ハートの音2008/09/02

 自宅の近くに中島公園という大きな公園があります。いつもその公園の中を通ってピアノのレッスンに通っているのですが、そこが北海道マラソンのゴール地点になっていた為、先週のレッスンに行く時にはその準備がされていました。「何があるの~?」と娘に聞かれて「マラソンよ。」と答えると「走っている所を見てみたい!!」とオリンピックの余韻が娘に残っているのか(笑)大乗り気なので、31日の日曜日は北海道マラソンのゴールを見に行ってきました。

 私も実は初めてみたのですが、ゴール地点にもかかわらず、かなりのスピードで走ってくるのにびっくりしました。娘はというと、近くで配られていたミニ新聞のゼッケン番号と写真を熱心に見ながらの観戦。
 隣にいたおじさんと同じスタイルの娘になんだか可笑しくなってしまいました。家でも夕食の後は、必ず新聞のスポーツ欄を熱心に見ています。と言っても難しい漢字は読めないので、もっぱらカタカナやひらがなの見出しと写真だけを見ている訳ですが、新聞を読むようになったのもオリンピック効果?(笑)

 娘は、寝る時にいつもベッドで横になった私に抱きついてから寝る甘えん坊です。
 先日、急に娘の胸の音を聞いてみたくなり聞かせてもらうと、元気なハートの音がドックン、ドックン。なんだかとっても幸せな気持ちになりました。いつも娘は私のハートの音を聞いているのねっ。

~アロマテラピー~家庭での香育のススメ2008/09/07

☆の砂入り手作り石鹸
 最近、色々な所で‘五感’という言葉が使われています。人間の五感とは視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の事ですが、この中で学校の授業にないのが、嗅覚の授業です。
 味覚は授業ではありませんが、給食での「食育」がさかんになってきています。でも嗅覚は・・・?
 残念ながら、香りや匂いの授業を行っているところはまだまだ少ないのが現状です。

 少し専門的な話になりますが、五感のうちで光や音、熱などを感じる視覚、聴覚、触覚は物理的な感覚、味覚や嗅覚は化学的な感覚と呼ばれています。動物は高等になるにつれ、視覚や聴覚からの外部情報を取り入れる事が多くなっていますが、依然として嗅覚は生命維持に重要な役割を持っています。
 私達が何かにおいを嗅いだ時、それが何かを認識する前に、その匂いが好きか嫌いか、あるいは快いか不快かという反応が先にきます。
 またあるにおいが、そのにおいに関連した記憶をふと呼び覚ますこともあります。これは、嗅覚が古い脳とも呼ばれている大脳辺縁系に直接働きかけるからで、大脳辺縁系は、感情や本能、記憶にかかわる活動を支配しています。それと同時に嗅覚刺激は大脳皮質と呼ばれる知的活動をしている脳にも同時に伝えられ、香りに対する意識を作り出します。

 ここ数年、ドラッグストアやスーパーに消臭関連の商品がものすごく増えたとは思いませんか?その一方でもの凄い数の香水やコロンなどなど・・。少しでもいやなにおいは徹底的に排除し、自分の好みの香りのみを追求する社会。
 近年の無臭化志向社会が実はコミュニケーションの希薄化と関係しているのではないか?そしてそれは現代のイジメとも深い関連があるのではいかという説があり私も同感です。

 私の子供時代の頃を思い出してみると、生活の中に色々な匂いや香りが存在していたように思います。幼い頃はまだ水洗トイレではなかったので、(年齢がバレますネッ)町を走るバキュームカーの匂い、近所でのたき火の匂い、ドロの匂い、竹やぶの匂い、雑草のむせるような匂い、そしてお習字の時の墨の匂い、等々。
 けっして良い香りばかりではないけれど、色々な匂いを感じながら生活していたように思います。しかし現代は・・・?
 最近は、加齢臭=悪?のように対策消臭剤まで発売されていますが、私は幼かった頃、祖父や祖母の匂いは大好きでした。それは確かに加齢臭だったと思うのですが、なぜか安心したのです。
 私の娘もお父さんの枕の匂いが好きで「何か安心する~!」(笑)と言っています。そういえばスマップ×スマップに出演していた松浦あやも父の匂いを嗅ぐと安心!と発言していましたね。

 親と子は皮膚感覚と同時に匂いで母-子の絆を確認しているそう。
 ネズミなどの場合も生まれた子供を洗って無臭にすると、母ネズミは自分の子だと判別出来ずに殺して食べてしまうそうです。

 あらゆるものが無臭、あるいは消臭して無臭化し、一方では好みの香りをとことん追求していく。この事は自分の価値観と一致しないものは徹底的に排除していく事と重なると思いませんか?触れる、嗅ぐという経験が極端に少なくゲームなどで聴覚と視覚を刺激するばかりでは、歪な五感の使い方ですよね。(触れる事の大切さについての思いはハンドトリートメントのススメのところで書いています。)

 好きな香りを楽しむ事はとてもリラックス出来、心身のバランスを取るためにはとても有用ですが、一方で色々なものの香りや匂いの存在も認めていく事が、実は色々な価値観の人を認めていく事につながっていくのではないでしょうか?

 小さな頃に沢山の香りや匂いにふれさせる。学校では取り上げられていない香育を家庭で行なっていく事が現代において重要なのではと思います。また子供だけではなく、高齢者においては、香りや匂いがボケの防止につながるという説もあります。アルツハイマー病の人に昔懐かしい生活臭「ぬかみそ」、「かつおぶし」の匂いを嗅がせて脳を刺激すると脳が活性化され病状が改善された例もあるそう。

 子供から大人、高齢者の方まで、もっと沢山の匂いや香りを楽しみましょう!!

パーソナルカラリスト発 2009年春・夏のトレンドカラー2008/09/11

 9月に入り、残暑はあるものの秋の味覚がスーパーの店頭に並び始め、秋の気配を感じます。こうなると秋冬のファッションが気になりますよね。
 今年は久々にクラシックなぺプラムJKやロングJK、チェック=プラッド柄やニツトが流行の兆し。秋冬の流行色は、もう既に沢山雑誌で取り上げられているので、ここではちょっと早い来年の春・夏のトレンドカラーのご紹介です。

 ここ数年、世界では集中豪雨や地震、津波などの自然災害が多発し、「地球温暖化」が確実に進行しています。
 このような現状から、ファッション界の色彩も最近はグリーン系、ブルー系、イエロー系といった自然界に最も多く見られる環境に優しい印象の色彩が注目されてきています。

 そして大地を表すブラウン。安心、安全を連想させるカラーでもあり、ファッション界では今、ブラウン系の色彩を「ニューブラック」とも呼んでいます。
 この黒に近いダークな色調のブラウン。イエロー系、パープル系、グレー系の趣のあるブラウンは、オークル系の肌の方が多い日本人にとても馴染みやすいカラーで、実はブラックよりもお薦めです。

 私が行なっているパーソナルカラー診断方法のひとつであるフォーシーズン分類において、純粋なブラックはウィンターシーズンのみ。
 10代のうちは、どなたもプリプリの肌なので若さで着こなせますが、日本人にとって加齢とともに着こなすのがとても難しいのが実はブラックです。
 西欧人のように透き通るような白い肌の方はともかくとして、イエローオークル系の肌の方がとても多い日本においては、ブラックを着ることにより、顔のほうれい線が目立ってしまったり、しみが目立ってしまったり、老けて見えたりのマイナス効果が・・・。(もちろん、人によってはオークル系でもブラックがお似合いの方もいらっしゃるので、詳しくは診断してみないとわかりませんが・・・。)
 シャープに痩せてみえ、しかも肌馴染みの良いカラーをと思いでしたら、ブラックに近いブラウンの方がお薦め!!
 でもどうしても黒が着たい!という方は、口紅の色や首周りのアクセサリーに明るいカラーをもってくる事をお薦めします。


 さて、本題の来年の春・夏のトレンドカラーは、時代を反映して気持ちを高揚させるような明るい色彩が中心となるようです。
 ドラマチックなコントラストのある色彩の組み合わせではなく、中明度の色を取り合わせた穏やかなハーモニーが主流となると予想されています。
 景気の先行きが不透明になると、人々は陽気で快活な色彩を求めるようになるようです。
 環境の不安、そして平和への願いなどがトレンドカラーにも常に反映されます。
 
 メンズ、レディース、ヤングファッション全てのカテゴリーにおいて楽観的な気分を醸し出すイエローが注目されているようです。イエローとブラウンは相性が良く、コーディネートしやすい配色なので日本人には嬉しいトレンドかもしれません。
 また、ニューブラック(濃いブラウン)だけでなく、明るいトーンのブラウンも注目株。春・夏なので上半身に明るいブラウンをもってくるのもステキなのではと思います。
 基本色のグレーもイエローがかった色あいにするとクールで冷たい印象からあたたかい印象になります。
 パーソナルカラー診断のフォーシーズン分類のグループごとにもそれぞれイエロー系、ブラウン系の色があります。
 来年春・夏にイエロー系やブラウン系のアイテムを加えてみてはいかがでしょうか?

第3回 札幌国際短編映画祭2008/09/14

札幌国際短編映画祭
 12日の金曜日、娘と一緒に短編映画祭にいってきました。
 2006年から札幌で開催されていて、短編映画祭では国内最大級。
 今年は「自然・環境・エコロジー」がテーマだそうです。
 夏休み明けからなんだかバタバタしていて、映画は約一ヶ月ぶり。
 私は映画は大好きですが、短編映画は初めて。今回は小学生以下でも楽しめるチルドレンショートが2プログラムとの事で、「チルドレンのBーワクワク」を鑑賞しました。

 1時間30分の上映時間の間に11本の作品が上映されました。短い中にも色々なメッセージあり、物語ありで通常の映画ともコマーシャルとも違う映像の世界があるんだなあと目からウロコの感動!!

 私は「かんきょうレストラン」という日本の作品と「雨の中のキリン」というベルギーの作品が特に印象に残りました。可愛い映像とは裏腹に、環境について身につまされる思い・・・。日本の作品は11本のうち、2本のみであとは外国作品。字幕など娘が読めるはずもなく、大丈夫かしら?と心配しましたが、娘も楽しそうに観ていました。
 終わった後に二人でお茶(といっても幼稚園児なのでロッテリア。笑)をしながら、一番面白かった作品を聞くと「なつやすみのしゅくだい」というアメリカの作品が一番面白かったようです。分類がコメディーになってたので納得!(笑)。あとは「かわいそうなヨリック」というロシアの作品もガイコツが自分の頭を探していて面白かったみたいです。
 来年の映画祭も楽しみです。来年、娘はどんな感想をもつのかな。

札幌ドーム スイートシート2008/09/16

札幌ドーム スイートシートからの眺め
 札幌ドームのスイートシートのチケットを主人がもらってきたので、14日のオリックス戦を家族で観に行ってきました。
 あいにくペアーシート席なので2人分しかなく、もらった当の本人の主人は外野席で観戦(泣)。時々通路で会って私と娘がペアーシート観戦となりました。フリードリンクとバンキングの食事付!
 いつもよりゆったりとしたシート席に「なんか落ち着くね~。」と娘。(笑)
 映画館のようなシートは快適でした。
 ただ実際の野球観戦となると少々上に作りすぎ?バックネット裏の真ん中の方が見やすいような・・・。贅沢は言えませんが・・・。

 比べるレベルが全然違いますが、すご~い昔に千葉マリンスタジアムのVIPルームで観戦した時は、本当に広々したお部屋に専任コンシェルジュが付いて、試合も見やすかったなあ~。あれは野球観戦、最初で最後の贅沢かも・・・。ちなみにその時のチケットはゴールドでした!

 試合の方はホームランが飛び出し6ー9で日ハムの勝利~!!
 投手戦はテレビ観戦の方が楽しいですが、乱打戦は実際に見る方が楽しい~。なんとかクライマックスシリーズで勝って欲しいです。